PET検査とCT検査

PET検査とCT検査は事前にクリニックから予約を取っていたので指定された時間に受付に行った。母親が付いてきてくれた。

もう年取っててしんどいのに来てくれて有難う。そしてゴメンね。

保険証を見せ診察券を作ってもらい「あちらの棟へ行って下さい」と言われ先にPETのある方に移動。

行ったまでは良かったが受付ない😭あるけどカーテン閉まってる。

え?ここで合ってる?とか思いながら入ってきた入り口に逆戻り。

いやー間違えてないなー。と思いながら受付でキョロキョロしてるとインターホン発見!

これ押していいの?とか思いながらピンポーン。誰も出ない😫

えー?どうしようと思ってPETの入り口でウロウロしてたら看護師さんがやっと出てきた。

インターホン押しました?って聞かれたけど、いや私ら以外誰も居ないしと思いつつ「はい」

予約票を見せると「中へどうぞ」と言われ部屋に案内された。

「先に注射しますので」と言われ食塩水を流してからのPET様の液体注入、そして又食塩水。

「痛くないですか?」と聞かれたけど注射自体も痛くなかったし全然痛くなかった。

私は血管が細いから上手い人でないとマジでスッと入らない。

上手いなこの人と思って名札を見たら看護部長と書いてあった。

そりゃあ上手いよね。

1人納得してたら「薬が回るまでに3時間ほど時間がかかりますので、すいませんが絶食してお待ち頂けますか」と言われ受付の所にあった長椅子で待つ事にした。

母親とたわいもない話をしたりお互い泣いたりして待った。

3時間後に男の検査技師さんから名前を呼ばれたので再び中へ。

今度は靴を履き替えて下さいと言われ滅菌されたスリッパに履き替え。

今度はロッカールームに連れて行かれてパンツ以外全部脱いでロッカーに鍵をかけて、鍵だけを持ってあの奥の部屋に来て下さいと言われた。

寒いなとか独り言を言いながら検査着に着替え奥の部屋に。

入ると見たことない機械が目の前にあった。

何これ?と思ってたら看護師さんが(さっき注射してくれた人とは別人)このベッドみたいな細いとこに横になってもらえますか?と言った。

え?細くない?私乗れる?とか思いながら乗ったら看護師さんが体にでっかいタオルをかけてくれた。左右のバランスが取りにくい。木のベッドいてーな。やっぱ寒いなとか思ってたら検査技師さんがそばに来て「いまからベッド動きまーす」と言った。

「次に上パネルが顔ギリギリまでいきまーす」

(この時にはもう検査技師さんは私から離れてた)

パネルが顔近くまできた。めちゃくちゃ近い、近い。大丈夫か?落ちてこない?とか思ってた。

パネルには線がたくさん入ってた。

「じゃあ機械が動き出しますので動かないで下さい」と言うと機械が動き出した。

うーん自分のベッド側が動いてるのかパネルが動いてるのか、わかんねー。

なんか正方形のラインを見てたら気持ち悪くなってきたから目を閉じたけど寝る事は出来ない。

終わる寸前に目を開けたらやっぱり正方形のパネル(笑)がまだ目の前に。パネルが移動したなーと思ってたら

「はーい、じゃあ終わりましたー。ゆっくり起き上がって下さい」と言われ起き上がってたら看護師さんが「寒かったですか?」と言うので「はい」と言ってお互い笑った。

「じゃあお着替えどうぞ」と言われたのでロッカールームに戻って着替えた。服がぬくーい!

外に出たら母親に「もう終わったん?」と言われたので「うん」「えー?待ち時間長かったけど検査時間短いんやね」と言われちょっとイラッ。私、母親の一言多い所が昔からキライ(短くて良かったねの意味もあるのかもやけど)

「そんなん私看護師でもないから、わからんし。終わったからいいやん。次行くで次」と言ってCT検査の所に移動した。

細胞針の結果

細胞針を行なってから1週間が経過。

結果が出るまでは毎日を普通に過ごそうと決めてたから気にせずに過ごしてた。

仕事先の人にはちゃんと寝てるか?と心配されたけどちゃんと寝れてた。

1週間後クリニックへ。予約制だから別に時間が早くなる、遅くなるとかはない。

旦那が一緒に来てくれた。

結果はやっぱりガンでした。

絶望感も脱力感もなかったけどやっぱりなって感じだった。

先生が旦那に「多分奥さん冷静に話を聞けないと思うから旦那さん、よく聞いておいてね」と言って冊子で説明を始めてくれた。

これからCTを撮影しに行く事、転移がないか調べるからPETを撮影しに行く事の説明もあった。

先生のクリニックにはその機械がないので先生が手術をする病院まで行かないとダメとの事。

まぁCTとかは撮影した事あったけど造影剤を入れてとの事。

造影剤は痛いと昔、卵巣腫瘍の時の本に書いてあったから先生に聞いたら「痛くないよ」と言われた。

あと胸は全摘ですか?と聞いたら「この大きさなら部分でいけるやろう」との事だった。

この時点で私のガンは横1.8、縦1.4の大きさ。

ki67 35%と出てた。

 

診察室から出てきて支払いまでに時間があるので旦那に母親に電話してもらった。

母親は当然かもだけどショックを受けてたらしい。

続けて仕事先に電話してもらった。

手術予定の病院で予約が取れたので家に帰って来て自分で母親に電話をしたら向こうで泣くから私も泣いてしまった。

でもなってしまったものは消す事も出来ないから仕方ない。

夜寝たけどやっぱりなかなか寝れず。

旦那が寝てる部屋に行ったら泣きまくってしまった。

闘うしかないとか言ったけど、やっぱり再発、死亡の事ばかりが頭をよぎる。

旦那は「大丈夫や、頑張ってやるしかないやろ」と言ってくれた。

生きたいのか死にたいのか、わからなくなってきた。

生きてたら、この先いい事あるのかな?とか死んだら子供の事どうしようとか迷惑かけるなとか、自殺はイヤやなとか色々考えたら又泣けてきた。

 

何とか自分で出来る事はないか?

病院から帰ってきて何か自分で出来る事はないか?と思った。

卵巣腫瘍の時は本を買って自分で内視鏡が良いのか開腹手術が良いのか、開腹の場合は縦切りか横切りか等、色々調べた。

今回も私は不摂生な生活をしてた(デザート食べまくり、お酒も飲む。満腹まで食べる。太った、ストレスある等など)

これを改善して次、結果を聞きに病院に行くまでにどうにか出来ないかと思った。

昔はインターネットなんてないから自分でどうにかするしかなかったけど今なら色々あるはず。無駄かもしれないけどやってみようと思って、ここのブログでMioさんの自然体で乳がんに立ち向かうを見つけた。

色々読んでまずMioさんの真似をして自分が出来る事をやった。

①デザート食べない(砂糖がガンのエサになる)

②お酒をやめる

びわ茶を飲む

④黒にんにくを食べる

ブロッコリースプラウトを食べる  

アルカリイオン水を飲む

亜麻仁油を取る

⑧キャノーラ油は食べない

⑨肉は食べない  等など

おかげ様で妊娠中に増量した体重まで行くのか?最近、ジーパンぱつんぱつんや、これ以上太ったらジーパン履かれへんと気にしてた体重が2週間で5キロ減って若い頃の体重に戻ってきた。入らなかったジーパンが入る様になってきた。子供にも痩せた、お尻が全然違うと言われる様になった。

努力するのは昔から嫌いではない。

でも、もっと早くしとけば良かったな…

そんな食事にして、お通じ大丈夫?と思われるかもですが大丈夫です。

毎日ちゃんとお通じあります。元々、便秘体質ではなかったですが。

自分なりに努力はしましたが残念ながら私のガンは手術前にちょっと成長しました。

これは後ほど。

何かが自分に合わなかったのかなとかも思います。

それも合わせ、これからも自分なりに探っていこうと思ってます。

細胞針

やっぱりーと思いながら先生に

「先生、私痛いの大嫌いなんです」

「大丈夫よー。麻酔するからー」

いや、そういう問題じゃなくて私のメンタル。

弱いから。

「麻酔したらすぐに細胞針やるんですか?」

「うん、そうね。麻酔は歯医者さんで歯を抜くときにする位のチクッて感じよ?」

「歯医者で働いてたんで理解は出来ます」

「じゃあ大丈夫やね。その後の細胞針の針がちょっと太い位やけど」

怖いよー。この先に何が待ってるのー?

頭では理解出来てるけど、やりたくないよー。

このやり取りの間も先生ずっと麻酔針持ったまま(笑)やる気満々(笑)

ベッドに横たわって怖がってたら、先生に

過呼吸になった事ある?」と聞かれ

「ないです」と言うと「じゃあ深呼吸しようか」と言われ何回か深呼吸。

迷ってる場合じゃない早く決めないと、もうみんなの休憩時間迫ってるし。

「すいません、迷惑ですよね。休憩時間迫ってるのに」と言うと看護士さんが「気にしないで下さい」と言ってくれた。優しい。

心の中でやらなと言う決心がついた。

看護士さんが悲鳴を上げても大丈夫な様に?抱き様に?タオルを貸してくれたので口に当てた。

「お願いします」

「大丈夫?じゃあ麻酔からねー。いくよー」

アレ?何で?痛くない。

その瞬間、この先生上手いかも感が出てきた(単純だなー私)

「じゃあ次、細胞針いくよー。こんな音するけど、この時だけ衝撃あるかもやけど頑張って」

と言って細胞針のガチャンと言う音を聞かせてくれた。

「じゃあ行くよー。1、2、3」

ガチャン!結構、衝撃きた。これを3回繰り返した。

1回目、2回目は痛くなかったけど3回目がちょっと痛かった。

「止血するから胸圧迫するねー」と先生。

血が止まったらすくガーゼを貼ってくれて

「今日1日ココは水に濡らさない様にしてね」と言われた。

「迷惑かけてすいませんでした」と言って診察室を出てお会計。

病院を出て母親に電話をした。

「大丈夫やった?」

「大丈夫ではない。でも、もっと痛いの想像してたけど耐えれた。頑張った私。検査結果は1週間後やって」「一緒に行こうか?」と言われたけど断った。

私自身はもうガンやろうなって気分やったけど母親は絶対ショックを受けるやろうから。

「1人で大丈夫なん?」と言われ「うん」と答えた。

ガンだったら戦うのは自分自身。身内も一緒に戦う事になるんやろうけど(心、気持ちでは理解してます)

「とりあえず帰るわ、疲れたし」と言って電話を切った。

旦那にも細胞針終わった。今日はお風呂には浸からない事をラインで報告した。

帰り道、自転車が揺れる度に胸が痛かった。

乳腺クリニック

母親に電話をしたら「もしかしたらガンじゃないかも」と言う。

私は今まで生きてきた人生半分はいい事がない人生だった(1番良かった時期は旦那と結婚できて子供が生まれた時と幼少期の子育てしてた時かな)だから今回しこりを見つけた瞬間、しこりがあると言われた瞬間からガンと思ってきた。そう思って悪い方に言いきかせないとやっていけない(検査結果悪くなければ心配してアホみたいって後から思えるから)

母親というのは子供を心配するもの、そして現実、信じたくない、少しでも気持ちを軽くしてあげたいと思うもの。頭では理解してるけどイライラしてしまった。

卵巣腫瘍が見つかった時も母親は「うちの家系には婦人系の病気した人いないんですけど」って先生に言ってたな…

気持ちはわかるけど。

怖いけど乳腺クリニックに到着。

受付で紹介状を出し待機。

名前を呼ばれ先生から色々質問されて、まずは3Dマーモングラフィ。検査着に着替えていざ。

別に痛くなかった。

次にエコー。暗い部屋の中で撮影。

先生いわく紹介状通りあるねとの事(>_<)

先生の説明では形が綺麗な円形じゃなくて画像右側がそら豆みたいに形がチョットね。と言われた。先生の所見では良性腫瘍かガンかどっちかかなと言われた(問診票にもしガンであったら先生から告知はして欲しいですか?との欄があり告知して欲しいに丸をつけたから、こういう話になったと思ってる)

で、とうとう細胞針をやろうかと話になった(泣)

 

慌てて

一応、しこりがある事はすぐに旦那、子供達に伝えました。

そして、いきなり乳腺クリニックに行くのは怖かったので卵巣腫瘍を手術してくれた先生の所へ行く事にしました(乳がん検査用のエコーがある。但し乳腺専門医ではないのであくまでアドバイス程度しか出来ないけど先に信用してる先生に烙印を押して欲しかった。でないと覚悟を決めて乳腺クリニックには行けないタチなので)

早速、電話して子宮ガン検診と乳がん検診を予約。

久しぶりに先生の顔見たら不安で泣きそうになってきた。

久しぶりーみたいな挨拶をして昔話(男の先生です)

で、今日は?と聞かれて胸にしこりがあるから先に先生に診察して欲しいと伝えた。

エコーしたら、やっぱり何かあるなと言われ大きさも測ってくれた。横約1.8、縦約1.4の大きさだった。

やっぱりショックだった。

先生の後輩が乳腺クリニックやってるから紹介状書くから帰りがけに行かなアカンでと言われたけど細胞針やらなアカンのは自分で分かってたから「行きたくない、先生私が痛いの1番キライって知ってるやん」半分八つ当たりみたいに言ってしまった。

先生も「わかってるけど行かな、もし乳がんやったら、もっと怖い事やから」「家からも近いやろ?」「自分で見つけた事も凄いんやで」と言われた。

マジで行きたくなかったけど、もう覚悟を決めた。帰りがけに自分の母親に電話をした。

乳がんがわかったキッカケ

乳がんがわかったキッカケは自分でやってたセルフケアです。

最近は子供のダブル受験、仕事が忙しいにカマをかけて卵巣腫瘍の検査にも行ってなかったし(前はちゃんと1年に1回検診に行ってました。先生の話では半年に1回来て欲しいとの事)自宅でセルフケアもしてなかった。

仕事がチョット暇になり、そういえば私、最近セルフケアしてないなーと思って触ったら右胸上にしこり…

え?何コレ、何コレ?と思いながら何回触っても同じでした。変わる訳ないですよね